JEITAバッテリー動作時間測定法 Ver3.0 | FAQ Search エプソンダイレクト

最終更新日 2023/12/04

FAQ番号：38235

	JEITAバッテリー動作時間測定法 Ver3.0

2023年12月1日に、JEITAバッテリー動作時間測定法(以下、JEITA測定法)がVer.2.0からVer.3.0へ改定されます。
ここでは、「JEITAバッテリー動作時間測定法 Ver.3.0」と当社規定の測定条件について説明します。

JEITA測定法 Ver.3.0の詳細は、下記をご覧ください。

前提条件

測定する際の前提条件です。

JEITA規定の測定方法は下記のとおりです。
「測定条件」に示す条件のもと、動画再生時とアイドル時の動作時間を計測します。

動画再生時：: JEITA規定の動画ファイルを読み出しながら連続再生し、バッテリー動作開始からシャットダウンまたは休止状態に移行するまでの時間を測定する。

動画再生時およびアイドル時の動作時間を併記します。

測定する際の測定条件です。

項目	測定条件
音量	ヘッドホンを接続した場合：音量50% パソコン内蔵スピーカーから音声出力時：最低音量でも可イヤホン（ミニプラグ）を接続し音量50% または内蔵スピーカー音量10%
画面輝度	200cd/m2以上(R,G,B最大値) 200cd/m2以上画面背景色は白色 (R,G,B最大値) ※最大輝度が200cd/m2以下の機種は輝度最大に設定 ※照度センサー付機種(タブレット等)は、照度センターをオフに設定
無線LAN(機能搭載時のみ）	アクセスポイントに接続した状態アクセスポイント（5GHz）に接続した状態
その他の無線機能 (Bluetooth/LTE/5Gなど)	オフでも可機能をオフにする
動画再生アプリ	インストールされている再生アプリ OS標準の再生アプリ Windows 11：映画&テレビ Windows 10 IoT Enterprise : Windows Media Player
動作再生時の画面サイズ	フルスクリーン（3840x2160 60fps） JEITA規定に同じ
動画ファイルの格納場所	規定なしデスクトップ上のフォルダー
動画コーデック	H.264/AVC JEITA規定に同じ
測定の終了	シャットダウンまたは休止状態 (ユーザーが設定可能であればバッテリー切れによる強制終了でも構わない) シャットダウン

下記は、当社規定の測定時のWindows設定内容です。

項目	Windowsの設定
OS、ドライバー、ソフト等のインストール状態	Windows再インストール後の状態で、OSとドライバーのみインストール (Hotkeyドライバーはインストール) ※セキュリティーソフト等の常駐系ソフトはインストールされていない状態
デスクトップ画面背景	JEITA規定の壁紙
スクリーンセーバー	「なし」に設定
Windows ファイアウォール	「Windows ファイアウォールを無効にする」に設定
インターネット時刻	インターネット時刻サーバーと同期しない
Windows Update	「更新プログラムを確認しない」に設定
ディスクデフラグツール	スケジュールを設定しない
セキュリティー等のポップアップ	表示させない
ディスプレイの電源を切る	「なし」に設定
PCをスリープ状態にする	「なし」に設定
ハードディスクの電源を切る	「なし」に設定
時間経過で休止状態に移行する	「なし」に設定
バッテリー切れの動作	「シャットダウン」に設定
低残量バッテリーのレベル	最小値「0%」に設定
バッテリー切れのレベル	OS標準の値（最小値）
バッテリー低下の通知	「オフ」に設定
低残量バッテリーの動作	「何もしない」（初期値）に設定
省電力移行バッテリーレベル	最小値「0%」に設定

パソコンのシステム構成：販売時の基本構成

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