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  FAQ番号:38014
Lockdown Setting Tool : 「ディスクの保護」について

Lockdown Setting Tool V3の「ディスクの保護」では、Windows標準の統合書き込みフィルダー(unified-write-filter、以降UWF)機能の有効/無効を、簡単に切り替えることができます。

ここでは「ディスクの保護」でUWF機能を有効にしたときの設定内容と、お使いの環境にあわせてUWF設定を変更するための基本的なWindowsのコマンドについて説明します。

ワンポイント

Lockdown Setting Tool V3.1へのアップデート

Lockdown Setting Tool V3.1では、ツールの「ディスクの保護」項目で下記設定を行うことができます。

  • オーバーレイの種類
  • オーバーレイサイズ
  • ディスクパススルー

アップデートプログラムは下記からダウンロード、インストールを行ってください。

目次

Windowsの統合書き込みフィルター(UWF)の概要

データの書き込みや設定変更、アプリのインストールなどを行うときに、ドライブの代わりにメモリーの一部領域(オーバーレイ領域)に書き込むことでドライブを保護します。Windowsを再起動すると、メモリー内の情報はクリアされ、設定変更や書き込んだデータなどは元の状態に戻ります。

※オーバーレイ領域は、メモリーのほかにドライブ(ディスク内)に設定することもできます。

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「ディスクの保護」適用時のUWF設定(初期設定)

「ディスクの保護」でWindowsのUWFを有効にした場合は、下記のとおり設定されます(Windowsの初期設定)。

  • オーバーレイ設定:RAM 最大サイズ:1024MB

データ更新や設定変更などの情報を書き込む「オーバーレイ」領域に、メインメモリー上の1024MBを割り当てます。
※UWFを有効にすると、自動的にWindowsの高速スタートアップも無効に設定されます。

ワンポイント

UWFにオーバーレイ領域としてメモリー(RAM)を1GB(1024MB)割り当てると、Windowsで利用可能なメモリーサイズが不足するおそれがあります。
パソコンに搭載しているメモリー容量が少ない場合など(例:4GB)、UWF設定後にWindowsの動作が安定しないときは、メモリーを増設・交換するか、オーバーレイ領域をディスク(ドライブ)に変更するなどご検討ください。

注意

「ディスクの保護」の制限事項

Sysprepを使用してマスターイメージを作成する場合、「ディスクの保護」はイメージ展開後に適用してください。
展開前のイメージにUWFを設定しても、書き込み保護は有効になりません。これはWindowsのUWF機能の仕様です。

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UWFの設定を変更する

UWFで使用するメモリーのオーバーレイ領域(1024MB)に対して書き込むデータの容量が多かったり、搭載メモリー容量が少なかったりする場合などには、Windowsの動作が不安定になる可能性があります。その場合は、お使いの環境にあわせて、手動でUWF設定を変更することができます。

ここでは、基本的なUWF設定を紹介します。UWFの詳細設定については、マイクロソフト社のWebページをご覧ください。


UWFの設定方法

  • コマンドは、Windows PowerShell(コマンドプロンプト)を管理者で起動して実行してください。
  • 設定変更は「ディスクの保護」を解除した状態で行ってください。
  • 設定を変更後、手動でUWFを有効化してからWindowsを再起動すると設定が反映されます。

 

<UWFを有効/無効に設定する>
手動でUWFを有効化/無効化する場合は、下記コマンドを使用します。

コマンド 説明
uwfmgr filter enable UWFを有効化します。
uwfmgr filter disable UWFを無効化します。


<オーバーレイの種類を変更する>
初期設定ではオーバーレイ領域はRAM(メモリー)に設定されています。
搭載メモリーが少なくOSを動作させるメモリーが不足することが想定される場合などには、オーバーレイ領域をドライブに変更することができます。

コマンド 説明
uwfmgr overlay set-type ram RAMオーバーレイ:
オーバーレイ領域にRAM(メモリー)を指定します(初期設定)。
uwfmgr overlay set-type disk ディスクオーバーレイ:
オーバーレイ領域にディスク(ドライブ)を指定します。
SSDにディスクオーバーレイを設定するとドライブへの書き込み頻度が増えるため、ドライブの寿命も考慮してください。初期設定ではオーバーレイ領域はRAM(メモリー)ですが、その分OSを動作させるメモリーが少なくなります。


<オーバーレイのサイズを変更する>
初期設定ではオーバーレイサイズは1024MB(1GB)です。
大容量データの書き込みを行うなど、オーバーレイ領域が不足することが想定される場合は、オーバーレイのサイズを変更することができます。

コマンド 説明
uwfmgr overlay set-size xxxx オーバーレイ領域に割り当てるサイズを指定します。数値(xxxx)はMB単位で指定してください。

例)オーバーレイ領域に2GBを割り当てる場合
  uwfmgr overlay set-size 2048


<空き領域のパススルーを設定する>
書き込みデータを、RAMオーバーレイ領域以外にディスクの空き領域にも設定することができます。オーバーレイ領域が不足することが想定される場合に指定します。
※オーバーレイの種類をディスクに変更した場合は、自動的に空き領域のパススルーは有効に設定されます。

コマンド 説明
uwfmgr overlay set-passthrough on 空き領域のパススルーを有効化します。※1
uwfmgr overlay set-passthrough off 空き領域のパススルーを無効化します(初期設定)。
※1 SSDにディスクオーバーレイを設定するとドライブへの書き込み頻度が増えるため、ドライブの寿命も考慮してください。


<UWF対象ドライブを設定する>
UWFで保護するドライブを手動で指定します。
※ここでは例として、Cドライブの保護を設定/解除する方法を説明しています。

コマンド 説明
uwfmgr volume protect c: Cドライブを保護します。
uwfmgr volume unprotect c: Cドライブの保護を解除します。


<参考:UWFの設定を確認する>
現在のUWF設定を表示します。

コマンド 説明
uwfmgr get-config UWFの設定内容を表示します。

実行すると下記画面が表示されます。
※以下画面は、ドライブCに対して「ディスクの保護」を適用した状態です。

「管理者:Windows PowerShell」画面

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