このページでは、JM8200のUEFIを最新バージョン「AP5U-0020-IG5」にアップデートする手順をご説明します。
下記リンクより最新のアップデートプログラムをダウンロードできます。
アップデート前にご確認ください
・ 本ソフトウェアに収録されている「同意書.TXT」をお読みいただき、その内容に同意したのちアップデートを行ってください。
・ アップデート完了後、ダウンロードしたファイルと展開時に生成されたファイルは削除していただいて構いません。
アップデート時のご注意
・ BitLockerでドライブの暗号化をしている場合、アップデートを行う前に、BitLockerのドライブの暗号化を解除してください。
・ アップデート中にパソコンの電源を切らないでください。パソコンが正常に起動しなくなる可能性があります。
・ UEFIのパスワードが設定されている場合は、パスワードの入力が必要になる場合があります。その場合はSupervisor Passwordを入力してください。
- UEFIアップデートを実施する前に、あらかじめこのページを印刷しておくことをおすすめします。
- UEFIの操作方法等についてはベースモデル(MR8200/MR8200E)のユーザーズマニュアルを参考にしてください。
マニュアルは下記コンテンツよりダウンロードできます。
UEFIアップデート手順
- Management Engineファームウェアのアップデート
- UEFIのアップデート
- アップデート後の作業
作業時のユーザーアカウント
「管理者」アカウントでWindowsにサインインして作業を行ってください。
「Lockdown Setting Tool」でPC起動時にコンテンツの自動実行を行っている場合は、Windowsをサインアウトしてから「管理者」アカウントでサインインしなおしてください。
詳しくは、製品に添付のマニュアル「Windows 10 IoT Enterpriseをご使用の前に」、または「Lockdown Setting Tool取扱説明書」(電子マニュアル)をご覧ください。
1. Management Engineファームウェアのアップデート
1 管理者権限をもつユーザー アカウントでサインインします。
2 起動しているアプリをすべて終了します。
3 ダウンロードしたファイルを展開して作成された「jm8200_mefw_12_0_70_1652」フォルダー内にある「EPSON(.bat)」を右クリックし、表示されるメニューから[管理者として実行]を選択します。
4 「ユーザー アカウント制御」画面が表示された場合は、[はい]をクリックします。
5 「ME ファームウェアアップデートツール」-「続行するには何かキーを押してください」と表示されるので、「Enter」キーを押します。
ファームウェアがアップデートされます。
6 「アップデートが完了しました。本体を再起動してください。」と表示されたら「Enter」キーを押して画面を閉じます。
7 開いているすべての画面を閉じて、Windowsを再起動します。
8 Windowsが起動したら、ファームウェアのアップデートは完了です。
続いて、ファームウェアのバージョンを確認します。
9 管理者権限をもつユーザー アカウントでサインインします。
10 ダウンロードしたファイルを展開して作成された「jm8200_mefw_12_0_70_1652」フォルダー内にある「Check(.bat)」を右クリックし、表示されるメニューから[管理者として実行]を選択します。
11 「ユーザー アカウント制御」画面が表示された場合は、[はい]をクリックします。
12 「MEファームウェア バージョンチェック」画面で表示されているバージョンが「12.0.70.1652」であれば、ファームウェアは正常にアップデートされています。
13 「Enter」キーを押して画面を閉じます。
これでファームウェアのバージョン確認は完了です。
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2. UEFIのアップデート
※UEFIの設定を初期値から変更して使用している場合は、アップデートを行う前に、現在のUEFI設定を控えておいてください。
1 管理者権限をもつユーザー アカウントでサインインします。
2 起動しているアプリをすべて終了します。
3 ダウンロードしたファイルを展開して作成された「jm8200_uefi_ig5」フォルダー内にある「AFUWINGUIx64(.EXE)」をダブルクリックします。
4 「ユーザー アカウント制御」画面が表示された場合は、[はい]をクリックします。
5 「AFUWINGUI」画面が表示されるので、「Information」タブが選択されていることを確認し、[Open]をクリックします。
6 「開く」画面が表示されるので、「LA20020(.CAP)」を選択して[開く]をクリックします。
7 「AFUWINGUI」画面-「Setup」タブが表示されるので、[Flash]をクリックします。
UEFIのアップデートが行われます。
8 途中で「To ensure that no other program・・・」というメッセージ画面が表示されるので、[OK]をクリックします。
引き続きUEFIのアップデートが行われます。
9 画面右下に「Stage: Done.」と表示されたらUEFIのアップデートは完了です。[Exit]をクリックして画面を閉じます。
10 開いているすべての画面を閉じて、Windowsをシャットダウン(終了)します。
11 20秒ほど待ちます。
12 パソコンの電源を入れ、Windowsを起動します。
13 [スタート]を右クリックし、表示されるメニューから[Windows PowerShell]を選択します。
14 「Windows PowerShell」画面が表示されるので、「msinfo32」と入力して「Enter」キーを押します。
15 「システム情報」画面が表示されるので、画面右側の「BIOSバージョン/日付」項目でUEFIバージョンを確認し、「AP5U-0020-IG5」と表示されていれば正常にUEFIのアップデートが完了しています。
16 バージョンの確認が終わったら、[×](閉じるボタン)をクリックして画面を閉じます。
これでUEFIのアップデートは完了です。
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3. アップデート後の作業
UEFIのアップデートが完了したら、必要に応じて次の設定を行います。
<UEFIの設定値を再設定する>
UEFIをアップデートすると、UEFIの設定値が初期化されます。UEFIアップデート前に控えておいたUEFIの設定がある場合や下記オプションを選択時は、UEFIの設定値を再設定します。
設定値の再設定が必要なオプション機器
以下のオプション機器選択時は、機能を有効にするため再設定が必要です。設定しないとオプション機器を使用できません。
- シリアルコネクター装着時
- パラレルコネクター装着時
- 拡張ボード装着時(ボードのマニュアルで指示がある場合)
1 パソコンの電源を入れ、すぐに「Delete」キーを「トン、トン、トン・・・」と連続的に押します。
※Windowsが起動してしまった場合は、再起動してもう一度実行してください。
2 UEFI Setupユーティリティーが起動して「Main」メニュー画面が表示されるので、以下オプション機器選択時は、UEFIの設定値を設定しなおします。
- シリアルコネクター装着時
(1個目)「Advanced」メニュー画面 -[Onboard Devices Configuration]-[Serial Port 1] : [3F8/IRQ4]
(2個目)「Advanced」メニュー画面 -[Onboard Devices Configuration]-[Serial Port 2] : [2F8/IRQ3]
- パラレルコネクター装着時
「Advanced」メニュー画面 -[Onboard Devices Configuration]-[Parallel Port] : [378/IRQ7]
- 拡張ボード装着時
ボードによっては、UEFIの設定値を変更する必要があります。ボードのマニュアルでご確認ください。
3 UEFIアップデート前に控えておいたUEFIの設定がある場合は、設定を変更します。また、必要に応じてUEFIのパスワードを設定してください。
4 「F10」キーを押します。
5 「Save configuration changes and exit setup?」と表示されるので、[Yes]を選択して「Enter」キーを押します。
UEFI Setupユーティリティーが終了し、Windowsが起動します。
6 Windowsが起動したら、UEFIの再設定は完了です。
<Intel Management Engineドライバーの更新>
「Intel Management Engineドライバー」を最新版にアップデートしてください。「Intel Management Engineドライバー」は下記コンテンツよりダウンロードできます。
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