コンピューターに搭載されているHDD容量をWindowsなどのOS上で確認すると、カタログなどに記載されているHDD容量より少なく表示されます。
これは、WindowsなどのOS上でHDDの容量を表示する場合には、 「1024バイトで1キロバイト」などと1024倍で単位が変わるように計算するのに対して、カタログ等でHDDの仕様を記載する場合には、「1000バイトで1キロバイト」などと、 1000倍で単位が変わるように計算することによる違いです。
そのため、OSでの表示のほうが1キロバイトあたり、1ギガバイトあたりの容量が大きくなるため、 OSでの表示はカタログでの表記よりも小さくなります。
WindowsでのHDD容量の表示状態
※画面デザインは異なる場合があります。
1以下のいずれかの操作を行います。
<Windows Vista / Windows 7の場合>
1-1[スタート]-[(マイ)コンピューター]の順にクリックします。
<Windows 8の場合>
1-1[デスクトップ]をクリックし、タスクバーの「エクスプローラー」アイコンをクリックします。
1-2「ライブラリ」画面が表示されるので、画面左側の「コンピューター」をクリックします。
<Windows 8.1の場合>
1-1[デスクトップ]をクリックし、タスクバーの「エクスプローラー」アイコンをクリックします。
Windows 8.1 Updateの場合は、スタート画面でPCタイルをクリックします。
2「(マイ)コンピューター」画面または「PC」画面が表示されたら、「ローカルディスク( C:)」を右クリック(タッチ操作の場合長押し)して「プロパティ」を選択します。
3「ローカルディスク( C:)のプロパティ」画面が表示され、HDD容量が確認できます。
※この画面では、1KB=1000Byteで換算した値(1)と1KB=1024Byteで換算した値(2)が表示されます。
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カタログに記載されているHDD容量からWindowsで表示されるHDD容量を計算する
カタログなどに記載されているHDD容量から、WindowsなどのOS上で表示されるHDD容量を計算する方法は以下のとおりです。
カタログなどに記載されているHDD容量×(1KB=1000Byteで計算した1GBの値(1)) ÷(1KB=1024Byteで計算した1GBの値(2)) =Windows上で表示されるHDD容量 |
(1) 1KB=1000Byteとして計算した場合
1GB = 1000の3乗 ⇒1000000000Byte ・・・(1)
(2) 1KB=1024Byteとして計算した場合
1GB = 1024の3乗 ⇒1073741824Byte ・・・(2)
例) カタログで「100GB」と記載されているHDDの、Windows上で表示される容量
100GB×1000000000Byte÷1073741824Byte=約92.87GB
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Windows上で表示されるHDD容量からカタログに記載されているHDD容量を計算する
WindowsなどのOS上で表示されるHDD容量から、カタログなどに記載されているHDD容量を計算する方法は以下のとおりです。
Windows上で表示されるHDD容量×(1KB=1024Byteで計算した1GBの値(1)) ÷(1KB=1000Byteで計算した1GBの値(2)) =カタログに表示されているHDD容量 |
(1) 1KB=1024Byteとして計算した場合
1GB = 1024の3乗 ⇒1073741824Byte ・・・(1)
(2) 1KB=1000Byteとして計算した場合
1GB = 1000の3乗 ⇒1000000000Byte ・・・(2)
例) Windows上で「100GB」と記載されているHDDの、カタログに記載されている容量
100GB×1073741824Byte÷1000000000Byte=約107.38GB
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