インターネットを介した、「住所・氏名・生年月日・クレジットカード番号」など重要な「個人情報」の流失は、インターネット・ショッピングなどでユーザー側が入力した情報が漏れる場合と、不正アクセスにより情報が盗まれる場合とに大きく分けられます。
前者は、管理が甘いホームページから「個人情報」が流出するケースです。信頼できるホームページは「SSL(Secure Sockets Layer)」というセキュリティーシステムを利用しています。
「SSL」 は、インターネット上でやり取りするデータを暗号化して、外部からは「個人情報」を読み取れないようにします。
後者は、「スパイウェア」によるケースがあります。スパイウェアはユーザーが気が付かないうちにコンピューターにインストールされ、ユーザーの情報を収集し、作成元にその情報を送信するプログラムです。
スパイウェアはさまざまな種類があり、しかもその定義も曖昧なため、型が決まっていませんが、以下に代表的なものを紹介します。いずれも個人情報を収集し、犯罪に利用される可能性もあります。