Pro7000では、ターボ・モード機能を持つCPU(インテルCore i7 プロセッサー Extreme Edition)を搭載している場合に、ターボ・モードの有効/無効を設定できます。
ターボ・モード機能とは
ターボ・モード機能とは、CPU内の動作しているコア数・消費電力・CPU温度などを監視し、CPUの負荷の状況に応じて定格よりも高い周波数でCPUを動作させる機能です。
また、「CMOS Setup Utility」画面-「EPSON Central Control Unit」メニュー-「CPU Configuration」-「Intel PPM Configuration」-「Turbo Ratio Limit Program」が有効な場合(初期値で有効)、動作しているコア数別に、周波数の上限値を「BCLK Speed」からの倍率で設定できます。
ターボ・モード機能の有効/無効を設定する方法
ターボ・モード機能を持つCPU(インテルCore i7 プロセッサー Extreme Edition)を搭載している場合、初期値は「有効」です。
ターボ・モード機能を持たないCPUを搭載している場合は、有効/無効の設定は反映されません。
1コンピューターの電源を入れます。既に電源が入っている場合は再起動します。
2コンピューターの起動直後、黒い画面の中央に「EPSON」と表示されたら、すぐに「Delete」キーを「トン、トン、トン・・・」と連続的に押します。
3「CMOS Setup Utility」画面が起動するので、「→」キーを押して[EPSON Central Control Unit]を選択し、「Enter」キーを押します。
4「EPSON Central Control Unit」と表示されるので、[CPU Configuration]横の[Press Enter]を選択している状態で「Enter」キーを押します。
5「CPU Configuration」と表示されるので、「↓」キーで[Intel PPM Configuration]横の[Press Enter]を選択して「Enter」キーを押します。
6「Intel PPM Configuration」と表示されるので、「↓」キーで[Intel(R) TurboMode Tech]横の項目を選択して「Enter」キーを押します。
7「Options」と表示されるので、「↓」キーで以下のいずれかの項目を選択して「Enter」キーを押します。
- 有効にする場合:Enabled
- 無効にする場合:Disabled
8「F10」キーを押します。
9「Save configuration changes and exit setup?」と表示されるので、[Ok]を選択して「Enter」キーを押します。設定が保存されて、コンピューターが再起動します。
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エプソンダイレクトでの保証について
「Turbo Ratio Limit Program」によってCPUの周波数の上限値を手動で設定できますが、当社では、出荷状態での初期値で設定されている値のみを保証いたします。
CPUの周波数の上限値を変更した場合、コンピューターが起動しなくなる恐れがあります。起動しなくなってしまった場合は、次のFAQをご覧になり、対処を行ってください。
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