ここでは、仮想メモリーのサイズを手動で変更する方法について説明します。
仮想メモリーとは、物理メモリーが不足した際に、HDD/SSD上に作成される一時的な領域です。物理メモリーの容量を超える作業では、仮想メモリーにデータを一時的に回避することで、物理メモリーの空き容量を確保します。「仮想メモリーサイズの最小値が低すぎます」、「コンピューターのメモリーが不足しています」などのエラー メッセージが表示される場合、仮想メモリーのサイズを変更することで解決できる可能性があります。
仮想メモリーのサイズを増やしても改善しない場合は、物理メモリーの増設を検討してみてください。
※本コンテンツの内容は2018年8月時点の情報に基づいています。
操作手順
※画面デザインは異なる場合があります。
1 タスクバーの「エクスプローラー」アイコンをクリックします。
※タブレットモードの場合は、を長押しして表示される一覧から[エクスプローラー]を選択します。
2「エクスプローラー」画面が表示されるので、画面左側の[PC]を右クリック(タッチ操作の場合は長押し)して[プロパティ]を選択します。
3「システム」画面が表示されるので、画面左側の[システムの詳細設定]をクリックします。
4「システムのプロパティ」画面が表示されるので、「詳細設定」タブをクリックして「パフォーマンス」の[設定]をクリックします。
5「パフォーマンス オプション」画面が表示されるので、「詳細設定」タブをクリックして[変更]をクリックします。
6「仮想メモリ」画面が表示されるので、[すべてのドライブのページング ファイルのサイズを自動的に管理する]のチェックを外します。
7 一覧からWindows がインストールされているドライブを選択します。
8 [カスタム サイズ]を選択し、[初期サイズ]と[最大サイズ]の値を、状況に合わせた値に変更して[設定]をクリックします。
9 [OK]をクリックして「仮想メモリ」画面を閉じます。
10「変更結果はコンピューターを再起動しなければ有効になりません」というメッセージが表示されるので、[OK]をクリックします。
11 開いているウィンドウをすべて閉じた後、パソコンを再起動します。
※「これらの変更を適用するにはコンピューターを再起動する必要があります。」というメッセージが表示された場合は、[今すぐ再起動する]をクリックし、パソコンを再起動します。
パソコンが起動したら、仮想メモリーのサイズ変更は完了です。
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