「スパイウェア」とは一般的に、インターネットを通してコンピューターに侵入し、コンピューター内の個人情報を収集して、第3者に送信したり、コンピューターの設定を変えてしまう悪質なソフトウェアのことをいいます。スパイウェアは、インターネットに接続しているときやプログラムをインストールするときには、常にコンピューターに入り込む可能性があります。
Windowsでは、スパイウェアやウイルス対策として「Windows Defender」というツールを利用できます。「Windows Defender」は、コンピューター内をスキャンし、スパイウェアや悪意のあるソフトウェアを検知した場合には即座に削除します。スキャンはWindows起動時に自動的に実行されます。
ここでは、「Windows Defender」の使い方について説明します。
セキュリティー対策ソフトを使用する場合は
Windows Defenderと同等の機能を搭載したセキュリティー対策ソフトを使用する場合は、Windows Defenderの機能は自動的に「無効」に設定されます。
他のスパイウェア対策ソフトがインストールされていると、起動しようとするときに「……無効になっています」と表示されます。この場合には、インストールされているスパイウェア対策ソフトをそのまま使ってください。
<Windows 8の場合>
1-1スタート画面の何もないところで右クリックし、[すべてのアプリ]をクリックします。
タッチ操作の場合は、画面下端または上端からスワイプして[すべてのアプリ]をタップします
<Windows 8.1の場合>
1-1スタート画面の左下のをクリックします。
タッチ操作の場合、スタート画面左下のをタップ、または画面の下から上にスワイプ(スワイプアップ)します。
通常、Windows起動時に自動的にスキャンが実行されますが、「Windows Defender」画面で[今すぐスキャン]をクリックして、すぐコンピューターのスキャンを始めることもできます。
また、[カスタム]にチェックを付けて実行した場合は、スキャンするドライブやフォルダーを指定できます。
リアルタイム保護を有効にすると、スパイウェアやその他の迷惑ソフトウェアがインストールされそうになったときや、アプリが重要な設定を変更しようとしたときに、ユーザーに警告がされます。
セキュリティー面からも、すべての項目を有効にしておくといいでしょう。